- 数量限定品のため、品切れの際はご容赦ください。
- 次回入荷日のご案内をご希望の場合は、メールにてご連絡いたします。


ギリシャの人々の暮らしは、オリーブオイルと共にあります。
料理にはもちろん、少し体調を崩したり、喉の調子が悪いとき、また健康維持のためにもオリーブオイルを朝夕大さじ1杯。そのまま飲める、高品質で新鮮なオリーブオイルでなければこうはいきません。クレンジングに、保湿にとオリーブオイルは美容にも大活躍します。
もちろん、ギリシャ人が一人あたり使用するオリーブオイルの量は世界一。
そんなギリシャの人々が、「別格」と認めるオリーブがあります。
人口3,000人の小さな村、エルミオニ。
エルミオニで育つ奇跡のオリーブが「マナキ」です。
紀元前から存在する世界最古のオリーブ品種の一つで、中には樹齢3,000年以上のものも。
雨の滅多に降らないギリシャで、乾燥に耐え、地中深く、深く根を張り大地から栄養分を吸い上げるマナキの木。その逞しさ、長寿であることから「不死のオリーブ」とも呼ばれています。
ギリシャの中でも限られた場所でしか育たない「マナキ」。
しかも、「マナキ」は2年に1度しか実をつけません。
じっくり、じっくりと太陽と大地の恵みを蓄えて、ようやく実をつけることから、希少なオイルとして現地でも入手の難しいオリーブオイルとされています。
「マナキ」オイルは大変高価なため、通常は一般的なオリーブオイルにブレンドして用いられます。「マナキ」の香り、味わいをブレンドすることで、もともとのオリーブオイルの品質を格上げするのです。
しかし、本当に良いオリーブオイルはそのまま混ぜ物をせずに味わっていただきたいもの。
本当の「マナキ」オリーブオイルを知っていただくために、「マナキ」100%のオリーブオイルをギリシャから空輸いたしました。この時期だけの新物、摘みたてのヌーヴォーオイルです。
日本の食卓でもオリーブオイルが親しまれるようになり、詳しい方なら「エキストラバージンオイルが良い」などこだわりもお持ちではないでしょうか。
“エキストラバージンオイル”とはオリーブオイルの品質を示す一つの基準で、
酸度0.8%以下
K268と呼ばれる数値は0.22以下
であることが条件になっています。
これらの数値はオイルの新鮮さを示す指標で、数値が小さいほど「新鮮」です。酸度はオイルを化学精製するなど、加工することで下げられますが、K268は加工が不可能な数値。
オリーブオイルの命のともいえる「鮮度」を保証するためにこのような数値基準があるのですが、「マナキオリーブオイル」の数値はエキストラバージンオイルの基準値を大きく下回ります。
酸度はエキストラバージンオイルの基準値の5分の1以下で0.14%。
K268の数値は2分の1以下の0.103。
日本でこれだけの品質のオリーブオイルは他にないと自負しています。
搾りたてのオリーブの香りをご存知ですか?
「マナキオリーブオイル」は実に搾りたてのオリーブの
すがすがしい香りが味わえる、「果汁」と呼びたくなるような
オイルなのです。
古代ギリシアの医学の父、ヒポクラテスは
「自然から遠ざかるほど病気に近づく」という格言を残しています。
ギリシア人は自然の恵みを活用し、健康に活かします。私は「奇跡のオリーブオイル」と呼ばれるマナキオリーブに長年携わっていますが、この偉大な自然の恵みへの尊敬を忘れたことはありません。オリーブの実を積むときも、実からオイルを絞る時も、母なる大地に大いなる敬意を払いながら丁寧に手作業で仕事をしています。
自然がもつ力を一つも損なうことなく、健康、美容に役立てていただける「奇跡のオリーブオイル」をみなさまにお届けいたします。
自らの目で選び抜いたマナキオリーブオイルにこだわり続ける
パパミハエルのシングルエステートオイル
毎日のようにオリーブ農園の視察に赴くパパミハエル。
自らの目で最良のオリーブを選び抜く彼は総面積2,300ヘクタール、東京ドーム490個分にもあたる広大なオリーブ農園を歩き回り、その年、最も良質なオリーブを生産している農園を見極めます。パパミハエルの鍛え抜かれた目によって選ばれた農園だけが、その年のD.パパミハエル社のマナキオリーブオイルとなるのです。
希少なマナキオリーブオイルの中でも特に選び抜かれたシングルエステートオイル。他では手に入らない極上オイルをお届けします。
大好評だった昨年のオイルよりもさらにおいしく仕上がった2018 年マナキオリーブオイル。
酸度をさらに低く抑えることに成功し、苦み、えぐみのない、マナキ種が持つナッツのような香ばしい風味がより豊かになりました。
摘みたての実を、石臼式圧搾法の手搾り、ノンフィルターで搾油。
EUの厳格な基準を遵守する、免許をもった瓶詰め業者が細心の注意を払って光を通さない遮光瓶に瓶詰めしています。
内容量は100mlとなっていますが、マナキオリーブオイルが空気と触れないように、ボトルのギリギリまでオイルを詰めていますから、本当はちょっとおまけされています。
職人のこだわり分のおまけです。
酸素、日光、熱はオリーブオイルの大敵。
マナキオリーブオイル本来のおいしさを味わっていただけるよう、瓶詰め後はすぐにギリシャから日本へ空輸してみなさまにお届します。
「マナキオリーブオイル」は、「石臼式圧搾法」と呼ばれる伝統的な製法でつくられる、有機オリーブオイル。手間も人件費も多くかかり、大量生産は不可能なため、この「石臼式圧搾法」で有機のオリーブオイルが市場に出ることは滅多にありません。
昔ながらの味わい、ギリシャの人々が大切に守り抜いてきたおいしさのために、手間も時間もかけたこの製法にこだわりました。
「マナキオリーブオイル」を手に取っていただくと、その「濁り」に気づかれることでしょう。これはじっくり搾りだされたオイルを濾過せず、オリーブの味わいをまるごと残した新物のヌーヴォーオイルオリーブの証拠です。
熱を加えず、そのまま空輸したオイルは陽を浴びたオリーブのように薄く緑がかった色をしています。舌にのせると、新鮮なオリーブオイルだけがもつ、ポリフェノールのピリッとした味わい。
鼻に抜ける爽やかな香り、遅れて口の中に甘みが広がってきます。
すがすがしい後口、滑らかなのど越し。
一口目からこれまでの「オリーブオイル」との違いを歴然と感じていただけます。